• 佐々木 伸

平日の海キャンプ

更新日:7月30日


久しぶりの投稿になります。7月19日、20日で海のキャンプ場に行ってきました。毎年この7月の第3月曜日は海の日で祝日なのですが、今年はオリンピックの関係で祝日ではなく、しかも夏休みもまだ始まっていないただの平日とあって、子供っけも無しでおまけに2日間ともキャンプ場貸し切り状態となり、ガラ~ンとした感じのキャンプとなりました。良かったのか悪かったのかは置いといて、今回のキャンプの目的は私にはいろいろと試したい事があって、3ヶ月くらい前から休日にコツコツと作業をして、とてもこの日を楽しみにしていました。


ここ最近ほとんど家から出ずに1日中こもって鉄と格闘してました。鉄板を切ったり、穴を開けたり、溶接したりして、まるで鉄工所の仕事をしているような感じでいたので、久しぶりに外でご飯が食べれるとあってかなりテンションが上がっていました。


試したい事のハード面1つ目は、以前このブログで紹介した自作の薪ストーブを改造して、オーブンを増設した事です。薪の燃焼室の下に少し空間があったので、ここに鉄板を溶接して作った、ただの箱で果たしてオーブン料理ができるかどうかというのが今回の1つ目のミッションになります。


そして、ハード面の2個目は煙突の排熱を利用した、これもまた同じくオーブンを作ったので、ここでピザが焼けるかどうかというのが今回最大のミッションになります。このオーブンを作る前に壊れた電子レンジを友人からもらいました。その電子レンジの部品を使ってまずスポット溶接機を作ります。そのスポット溶接機を使ってこのオーブンを溶接して作りました。とても長い道のりでした。最終的に壊れた電子レンジで作りたかったのはピザという事になりますが、私はとにかく物を作る事が大好きなのです。このキャンプを終えて写真や動画を編集してキャンプの動画も作りました。行動をおこすという事は、作る事が沢山あって嬉しくてたまりません。話を戻しますが、この排熱オーブンは一度に3枚ピザが入るので大人数にも対応した作りになっています。後々はこれで燻製ができるように改良していきたいと思ってますが、今回はピザを焼く事が目的です。



上の写真が煙突オーブンになります。温度計も付けたので、中の温度が200度くらいになったら焼ける状態になります。本体正面に取り付けようと思っていた耐熱ガラスが間に合わなかったので、今回は中の状態を確認する事はできません。ただ、時々フタを開けて確認しながら1枚焼けば、大体の時間がわかるのであとは時間を計っていればきれいに焼けると思ってました。


が、しかし、いざ薪ストーブを燃焼させてみても、オーブンの温度計が100度からなかなか上がらなかったので、仕方なくストーブ本体に増設した下のオーブンで焼くことにしました。この時は内心ほっとしました。下のオーブンがあって良かったと思いました。(下の写真 焼けたトンテキ)こちらのオーブンは薪の燃焼室の下に位置するにも関わらず、すぐに焼けて焦げ目もきれいに付いて家庭用のオーブンより断然早くて、非常に便利な使い勝手でした。ただしオーブンの高さが5~6センチしかないので、高さのある鍋や分厚い肉の固まりは焼く事はできません。ピザやホットケーキ、焼き芋、焼き魚、トースト、ステーキ、グラタンなんかに良さそうです。キャンプ料理には持って来いですね。幅が薪ストーブとほぼ同じだけあるので、一度にたくさんのお肉や魚が焼けそうです。写真は豚肉を焼いたところです。


煙突オーブンの温度が上がらなかった理由は私が思うに、以前薪ストーブの天板にまあるい穴を開けて羽釜を直火炊きにするように改造したのですが、火が煙突方向(薪ストーブの背面)に向かっていくのでそれを防いて羽釜の底に直接届くようにするために、仕切りの板を燃焼室の中に設置したのがおそらく原因だと思います。なぜならその仕切り版が無い時は、煙突の根元付近は排熱でステンレスの煙突が真っ赤になっていたのですが、その板を付けてから赤くならなくなりました。当然排熱温度が下がっているという事なので、その排熱を利用しているオーブンの温度も上がらないという事になります。ただ、羽釜の直火炊きにはこの仕切り板があると非常に良かったと思います。炊飯も10分くらいで炊けて後は5分くらい蒸らしておいたら完璧な焚き具合でした。3回炊飯しましたが、どれも完璧な焚き具合でした。ですが、今度、その仕切り板をはずして煙突オーブンと炊飯を同時にやって見ようと思います。


これが上手くいけばこのストーブの性能が飛躍的に向上することになります。元々薪ストーブなので、寒い時期に暖を取りながら料理をする訳ですが、その料理の性能が半端なくなります。天板は直火の場所とそのとなりの煙突の近くの高温になる場所の2か所で鍋が2個置けて、燃焼室の下に平たい大容量のオーブンがあり、煙突にまたオーブンがあるというマルチな暖房調理器具になってしまいそうな気がします。さらに、燃焼室も使えます。ここは焼きトウモロコシや焼き芋ができる場所です。また、全面の扉も以前活用しました。ダムに行った時に作ったケバブが出来ます。私が想像するに、こんな料理が一度にできてしまいます。天板の直火に羽釜をセットしてご飯を炊きながら、その横の強火で中華の炒め物をして、下のオーブンで魚を焼いて、上のオーブンで肉を焼いたりが一度にできてしまいます。もう考えるだけで鳥肌もんですね。早くやって見たい!やっぱり自分で作る事は本当に楽しいと思います。



下の写真は去年の夏に初めて試運転した時のストーブの写真です。煙突が真っ赤になっているのがよくわかります。この状態は煙突内で2次燃焼している証拠です。なぜならこの時は煙突から煙が全く出て無かったからです。私のお店の本物の薪ストーブも焚き付けの時以外煙突から煙は全く出ません。今回のキャンプの燃焼は終始煙突から煙がモクモクと出ていました。煙突が高温になると煙を燃やしきる2次燃焼が煙突内で発生するのです。これが薪ストーブの最大の特徴です。この2次燃焼によって強烈なドラフトが発生して、焚口や吸気口から一切煙は出なくなります。本当はストーブの中で2次燃焼があるといいのですが、小さなボディーなので、そこは難しいと思います。ちょこっと見える炎の形の窓がいいと思いませんか。



そして、ソフト面のミッションはチョコバナナを作る事です。ミッションという大げさなものではないですが、最近YouTubeのキャンパーの間で話題になっているチョコバナナを作って見たかったので、今回薪ストーブで作ってみる事にしました。(一番上の写真です。)作り方は至って簡単で、バナナの皮を一部むいてバナナに沿って切れ目を入れます。その切れ目に板チョコを挟み込んでいき、あとは焼くだけの簡単おやつです。焼き加減はお好みで、もともとバナナは生で食べられるので焼かなくてもいいのですが、じっくりと焼くとバナナもチョコもとろけてきてさらに美味しくなります。お子さんにはたぶん好評だと思うので、(子供がいなかったので分かりませんが)良かったら試してみてください。意外とおっさんたちには好評でした。バナナとチョコで温かくなるとさらに甘ったるくなるような感じがしてたのですが、そんなことは無く味自体はチョコバナナのクレープなんかの味なのですが、あったかくとろけているので初めての食感で新鮮でした。


あと、おなじみの親鶏のタタキを作りました。これは本当に美味しいです。毎回欠かさず作ります。友達にも頼まれるのでいつも多めに作って持って帰ります。どっちかと言うとキャンプ場では少しだけ食べて持って帰って家で食べる方が多い感じです。家では炭火が無いので作れないからです。キャンプの時には炭か薪を持って行くので、このタタキを作る事ができるんです。炭火が無いと鶏肉に香ばしい炭の香りが付かないので、キャンプに限らず外で肉を焼くときには、お肉をさんざん焼いた後の残り火でこの親鶏をパリッと表面だけ炙ります。中は生なので、食べる時には歯ごたえがあるので薄く切って食べます。


上の写真は友人が持ってくる焚火台です。夜になるとこの炎の揺らめきでたまらなく癒されます。最近キャンプで焚火が本当に流行ってますね。なんかこれをやるためにキャンプをしているような感じさえします。今は空前のキャンプブームで焚火台もいろんな形態があり、購入される方からよく相談を受けるのですが、実際使ってみないとなんとも言えないので、よくわかりませんが、考え方は2通りあると思います。一つは焚火台で料理の事はあまりせずとにかく焚火がしたいという人と、焚火の火を使ってガンガン料理したい人と別れると思います。それぞれに向いてそうな焚火台をチョイスすればあとは、デザインと薪の大きさで決めればほぼ失敗は無いかと思います。



今回のキャンプは他に豚汁、ゆでだこ、焼き鮭、ピリ辛の筑前煮、などなどいろんな料理をみんなで作って食べました。どの料理も本当に美味しかったです。また、次回に向けてどんなものを作るか考えてみたいと思います。この考えている時点で次のキャンプは始まってます。なんちゃって。長々と書きましたが最後まで見てくださってありがとうございました。また次回をお楽しみに。




YouTubeに今回のキャンプのPVをアップしました。1分ほどの短い動画ですが、よろしかったら見てください。




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