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  • 執筆者の写真佐々木 伸

星空のタイムラプス

先日お気に入りの場所で星空のタイムラプスを撮影してきました。星の写真を撮るとなると民家の無い光害の無い暗い場所が望ましいのですが、日本ではよっぽど山奥に行かないとなかなかいい場所が無いようです。真っ暗な所に行くと普通の生活圏の空の星とは星の数が全然違います。そんな星景写真のタイムラプスを撮りたくって、出かけてきました。持って行ったカメラはCanonのG7MarkⅡ です。コンパクトデジカメなのですが、マニュアル撮影もできる1型センサーを搭載したちょっとした1眼並みのカメラです。レンズ交換はできませんが、F1.8と明るいレンズが付いているので、夜の撮影もバッチリできます。


私はこのカメラは2年前に動画用に買ったのですが、最近では写真も楽しくなってきてちょっとハマりかけてます。メルカリで3万円くらいで中古を購入しましたが、とても大事に使っていたのか綺麗なボディーでした。ただ、動画は録画ボタンを押せば簡単に撮影できるのですが、写真のメニュー画面というかユーザーインターフェイスがちょっと難しいので、取説を見ながらでないとなかなか思うように使えないので、今まではちょっと敬遠していました。でもせっかくカメラを買ったので使わないともったいないと思い、今いろいろチャレンジしているところです。撮った写真はスマホに入れたり、パソコンに入れたりお気に入りの写真は大きくプリントしたりといろいろと活用方法がありますが、私の場合は写真も主に趣味の動画編集用の素材になります。今回は事前に家で練習をして万全な体制で行ったのですが、あいにくの月夜で、しかもほぼ満月に近い状態でせっかく暗い場所まで行ったにもかかわらず、非常に明るく星の数もかなり少な目でした。まあ、でも練習だと思ってカメラをセッティングして撮影しました。星空のタイムラプスは星だけ入れる場合と風景も入れる場合がありますが、私は星は詳しくないので、風景も一緒にいれて撮るスタイルです。星だけ撮る場合は天体写真といい、星座や星を知ってないとなかなか難しいようで、写真の画角から星座が切れていたらだめだそうです。なので、天体写真ではなく星景写真を撮ります。あと、星だけ撮る場合はカメラをほぼ真上に向けないといけないのですが、そうなると、夜露が落ちてきてレンズが曇ってしまいます。レンズヒーターというのがあればいいのですが、持ってないのでひさしの下にカメラを配置して、夜露からレンズを守りカメラの角度をひさしが入らない限界の方まで上に向けてセットしました。そして30秒間隔で約2時間くらい撮影しました。特殊効果として星の軌跡をつけました。これを設定することで空から星が降ってくるように見えます。これはカメラの方で設定が出来ます。そして写真を自動的に動画にして出力してくれますので、後でタイムラプスに編集する手間が省けてとても楽です。撮った写真が下の映像です。


被写体に大きな橋を入れて奥行き感を出して撮ってみました。星だけの写真になるとどうしても平面的で立体感が無くなるので、この橋を斜めに入れる事で写真にアクセント的な物体が加わっていい感じになったと思います。奥に街灯があって、その光り方に変化を付けるためにカメラの絞りを絞って撮りました。一般的に暗所や星空を撮る場合は絞りは解放で撮るのですが、この街灯の光の筋(光ぼう)というのでしょうか?が出て暗い山の中に光の筋を作る事ができるので、やって見ました。あと、少し雲があればもっと変化のある写真になったと思いますが、この日は雲がありませんでした。自然現象なので仕方ないです。この写真が撮れたことで写真が楽しくなってしまったので、これからもスキーに行った時に雪山と星空とか、ナイターの照明と星空とかいろんな写真を撮っていきたいと思いますので、またいいのが撮れたらこのブログにアップロードします。

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