• 佐々木 伸

自作アウトドア用薪ストーブでケバブに挑戦!

最終更新: 9月26日

猛暑の夏も終わり、台風が過ぎ去って急に朝夕の気温が秋めいてきたここ最近ですが、巷では4連休で大勢の人が近場の旅行にでかけているようで、キャンプ場も大混雑だと聞きました。空前のアウトドアブームもコロナで追い風になっているようですね。毎年9月の第三月曜日と火曜日の連休を使ってキャンプに出掛けているのですが、今年もキャンプに行ってきました。ただ、人混みを避けてキャンプ場ではなく近くのダムの川に行きました。いつもは大勢集まってやりますが、今年は少人数で密を避けてやりたいと思います。私は前々から金属の溶接がやりたかったのですが、それには溶接機を買わないとできません。当然ですが。そこでいざ購入となると、いろんな種類があってずーっとどんなタイプの機械を買ったらいいか調べてました。調べれば知るほど本格的な溶接機がほしくなるのですが、お値段もそれなりになってくるし、200Vを引かないとできないし、アルゴンガスとか炭酸ガスのボンベとかも購入しなければならないので、ちょっと趣味の範囲を超えそうなので、100Vで使える家庭用の安いのを買って、早速作りたかったアウトドア用の薪ストーブを作りました。




ボディーの材料となる鉄板は上の写真です。これは元々既製品の焼きそばとかお好み焼き用の鉄板から作りました。当時は1枚600円くらいで6個購入しました。厚みが1.6mmです。両端に取っ手があったので、カットして6個を合わせて鉄板の淵の折れた部分に穴を開けてボルトで固定したものです。下の写真がそうですが、意外とうまく作れてしまって見た目もそれなりに満足できるのが完成しました。そもそも薪ストーブとは暖房器具であり、調理器具でもあります。暖を取りながら調理のできるオーブンのような物です。ストーブの中でピザを焼いたり、ダッチオーブンを使って鶏の丸焼きをつくりながら、天板の上でコトコトとシチューや鍋、おでんが作れてしまう優れ物なのです。ただ、私のお店にもストーブがあるのですが、残念ながら暖房としか使ってないので、その本来の機能の半分しか発揮できずに日々使っているのが現状です。ただ、使用している場所が理髪店なのでそれは仕方のないことなのですが、どうしても薪ストーブで調理がしたくって作ったというのが本音です。


中の燃焼の様子も見ることが出来るように耐熱ガラスも搭載して本格的な仕様にしています。そして、天板にまあるい穴を開けて(上の写真)そこに羽釜やスキレットをおいて直火で調理できるようにしました。その直火のすぐ煙突よりの天板は強火、そしてフタをしめたら弱火と、この狭い天板でもいろんな火力が得られるので、あらゆる料理に対応することができます。その天板のサイドは可動式の鍋を置く台を取り付けました。これは鉄筋を曲げて溶接して作りました。天板の丸い穴はジグソーでカットしたので、きれいな円になっていませんが、そこは手作り感が出ていいかなと思います。煙突はパーツクリーナーというスプレー缶の空き缶を再利用して、スプレーの噴射ノズルの分部と下をカットして、円筒の状態にしてつなぎ合わせて作りました。最後は全体に耐熱塗料を塗って仕上げました。さあ炎も安定してストーブも温まったらいよいよケバブを焼いていきます。なんせ初めてやるので、うまくいくかどうか緊張しました。


このケバブのシステムはキャンプに行く3日前に思いついて絶対やりたいと思い、頭の中でシュミレーションをして、くるくるまわるように作りました。わかりにくいですが、ストーブの全面の天板と底の板の中心からステーを取り付けてそのステーに金属の串をさして回転させるというしくみです。どうですか、いい感じで焼けていると思いませんか。鶏肉はモモ肉を買って1枚を3等分にカットして、タンドリーチキンのシーズニングにビールとにんにくのすりおろしを袋の中にいれて混ぜ混ぜして、少し寝かせて串に刺しました。そして、ストーブにセットしてくるくる回転させながら、焼けた部分をそぎ落とすようにカットしていきます。


そして、食パンを半分に切って中を包丁で裂いて、ローラーで潰して薄くしてストーブの上に置いて少し焼いてから、キャベツとトマトと鶏肉を挟みオーロラソースをかけて出来上がりです。お味はまさにお祭りで売っているケバブの味でした。キャベツのシャキシャキとした歯ごたえと、トマトの酸味とチキンのスパイシーでジューシーな味が口の中に広がって大人も子供も大好きな味でした。私はお祭りに行ったら必ずケバブとりんご飴を買います。理由は普段は売っているお店が無いので食べられないからです。今回初めての挑戦にしてはうまくできました。みんなも喜んでくれてほっとしました。反省点としてはパンは半分にカットしないで1枚をまるまる使った方が中に具を沢山いれる事ができるので、今度は切らずにやろうと思ったくらいです。そして、もう一つ用意していた料理があります。それは釜めしです。ちょっと早いですが、秋といえばキノコの釜めしですよね。今回は松茸ごはんを作りました。このために羽釜を買ってそれに合わせてストーブの天板のフタもカットして羽釜がきれいに収まるように準備してきました。



どうですか、いい感じでしょ!もうこれ見ただけで美味しそうにみえませんか?そう思える人、あなたは間違いなく日本人です。(笑)耐熱ガラスからオレンジ色の炎をみていると癒されますね。羽釜の上の木のフタは自作しました。


釜めしの完成です。一瞬で無くなりました。今回のキャンプは料理もストーブも大成功のキャンプになりました。で、また新たにやりたい事が思いつき、溶接機を使って改造して次回のキャンプで試してみたいと思います。最近はキャンプ用の薪ストーブの既製品もいっぱい出回ってきましたが、買うとなかなか穴を開けたり、改造するのは気が引けますが、もともと自分で作った物なので、惜しみなくいじれるのがいいとこではないでしょか。この薪ストーブは店内常設本物のスエーデン製の薪ストーブの横にちょこんと置いてますので、ご来店の際はいつでも見てください。今回は長々と書きましたが、最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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