急に寒くなりました。今年もまたこいつの出番です。先日友人の薪ストーブを設置したので早く火をつけたかったのです。ストーブに火がともるのを皆さん楽しみにしています。と、同時にこれから薪を集めに行く季節でもあります。なぜこれからの寒い時期なのかというと、木は夏場は水をどんどん吸い上げているため、とても水分が多く乾燥に時間がかかるのと、虫やヘビなどがたくさんいるし、草はぼうぼうでとても山に入っていくものではありません。薪にする代表的な木はクヌギでその木はカブトムシやスズメバチなどが寄ってくる木でもあります。その点、冬は木が水を吸い上げるのを停止して葉を落とし、虫やヘビはいなく草も枯れて山に入って作業がしやすいのです。切ってきた丸太は帰ってから斧で丁度いい大きさに割っていきます。そして、今年切ってきた木は1年間かけて乾燥して来年用の薪になります。木を燃やした後に残る物は灰ですが、これもまた利用価値があって、家庭菜園で野菜を作っている人にあげると喜んでくれます。
こんな感じで薪を積み上げて乾燥させます。他にもお店のいたるところに保管場所があります。けっこう場所とります。薪棚の後ろに見える黒い棒はストーブの煙突です。2重構造になっていて断熱効果があります。薪ストーブもいろんな種類があって、北欧製、北米製、日本製もあります。私のストーブはデンマーク製の SCANという鋼鈑(鉄板)でできてます。おおかたのストーブは鋳物が多いのですが、この鉄板のストーブは立ち上がりが非常に速いのが特徴だと思います。点火15分から20分で200度になります。なので、私のようなお店には向いていると思います。ご興味のある方は是非遊びに来てください。お待ちしています。